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ナフサ不足が続いているけど、外壁塗装を頼んで大丈夫?|東京の塗装会社タムラ塗装が解説

「今ってできるんですか?」「駆け込みで早くやりたいんですが、大丈夫でしょうか?」。 ナフサ不足が報じられてから、こういった問い合わせが増えています。

先にお答えします。タムラ塗装では現在も外壁塗装を受け付け、通常どおり施工しています。 ただし材料によって状況が違うため、正直にお伝えします。

この記事でわかること
  • タムラ塗装が今、実際に材料をどう調達しているか
  • どの材料が問題なく入り、どれが難しいか(正直に)
  • 今動くべきか待つかの判断材料

創業40年以上・累計4,000件超の足立区の塗装専門業者として、現場で確認している状況をお伝えします。

この記事を書いた人
田村 正人(たむら まさと)

タムラ塗装 代表取締役社長 / 職人歴10年 / 一級塗装技能士保有
高校を卒業と共に外壁塗装業界へ。先代(親方)のようにいつも「お客さまに喜んでもらえる会社をつくる」をモットーに、お客様はもちろん、一緒に働く仲間や家族に対して思いやりを持って過ごせる会社を目指す。

結論:「今、外壁塗装を頼んでも大丈夫?」への回答

材料によって状況が違います。

「全部問題ない」とも「全部ダメ」とも言えない状態なので、正直にお伝えします。

塗料は約2週間で調達できています

現在、タムラ塗装では塗料を発注から約2週間で問題なく調達できています。

大手メーカーはシンナー類を最大80%近く値上げしていますが、タムラ塗装では外壁塗装に水性塗料をメインで使用しており、油性塗料は鉄部など付帯部の施工に限っています。

シンナーを大量に使う油性塗料の比率が低いぶん、シンナー価格の高騰が施工費全体に与える影響は限定的です。

「在庫がなくて塗れない」という状態にはなっていません。

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シーリング材は複数ルートで対応中です

ここは正直にお伝えします。シーリング材(窓まわりや外壁の目地を補修するゴム状の材料)に課題があることは、私たちも認識しています。

外壁塗装ではシーリング材で目地を補修してから塗料を塗るのが標準的な手順です。つまりシーリング材がなければ塗料があっても工事が完結しません。

シーリング材を作っているメーカー各社が注文受け付けを一時停止し、30%以上の値上げをしています。業界全体での本格的な回復は2027年の春ごろになる見込みです。

タムラ塗装では複数の仕入れルートを確保し、契約と同時に材料の手配を動かすことで対応しています。「課題がある=工事できない」ではありません。

【タムラ塗装・代表より】

シーリング材は今、業界で一番読みにくい材料です。

先週確保できたルートが今週は確認が取れない、ということが実際に起きています。

だからこそ、見積もりの前に必ず確認を取る。それだけは徹底しています。

戸建てはマンション大規模修繕より動きやすい立場にあります

マンションの大規模修繕の工期遅延が報道されているのを見て、「外壁塗装も同じ状況では?」と感じている方もいるかもしれません。

実際には構造的に異なります。マンションの大規模修繕では一度に大量の塗料・シーリング材・防水材が必要で、1つの材料が不足すると数十〜数百戸規模の工事全体に波及します。

戸建ての外壁塗装は少量ずつ材料を調達できるため、今の状況でも比較的安定して対応できています。

塗装会社から見た「ナフサ不足」の実態

「ナフサ」という言葉を聞いても、外壁塗装との関係がピンとこない方も多いと思います。現場の目線で整理します。

ナフサとは原油(石油)を精製するときに取り出される成分の一つで、シンナーや合成樹脂・シーリング材の原料になります。「塗料の大元の原料になる石油成分」というイメージです。

2026年3月に中東のホルムズ海峡(石油タンカーが通る主要な航路)が封鎖に近い状態になり、日本へのナフサ供給が急減しました。

ナフサは石油と違って国家備蓄の対象外で、民間在庫はわずか約20日分しかありません。原油は備蓄で補える期間があっても、その先のナフサはすぐに底をつく構造です。

塗料が私たちの手元に届くまでの流れを整理すると、おおよそ次のようになります。

  1. 中東の油田 → タンカーがホルムズ海峡を通過
  2. 日本の製油所 → 原油を精製してナフサを取り出す
  3. 石油化学メーカー → ナフサをシンナーや合成樹脂に加工
  4. 塗料メーカー → 塗料を製造
  5. 問屋・販売店 → 塗装業者 → お客様のお宅

この流れの最上流が詰まると、影響は下流に時間差で大きく出ます。

私たちが仕入れに動く時点ですでに「出荷制限」「納期未定」「受注停止」という連絡が届くのは、そのためです。

外壁塗装で影響を受ける材料、受けにくい材料

同じ外壁塗装でも、材料によって影響の大きさが違います。

材料ごとの状況を、影響の小さいものから順に見ていきます。

水性塗料:影響を受けにくい

水性塗料はシンナーを使わないため、溶剤系と比べて影響を受けにくい面があります。

ただし「影響ゼロ」ではなく、水性塗料の原料にもナフサ由来の成分は含まれています。「影響の度合いが小さい」という関係です。

タムラ塗装では外壁塗装に水性塗料をメインで使用しているため、シンナー価格高騰の影響は限定的です。

マスカー(養生材):地味だけど、じわじわ効いている

意外と見落とされがちなのがマスカーです。マスカーとは、塗装中に窓・床・設備など塗らない部分に貼って保護するビニールシート付きのテープのことです。

施工中は大量に使う消耗品で、材料の中では地味な存在ですが、これもポリエチレン(石油由来のプラスチック)が原料のため値上がりが続いています。

塗料単体の話だけでなく、こうした養生材の値上がりも施工費を積み上げる要因になっています。

油性・溶剤系塗料:シンナー高騰の直撃を受けている

シンナーを使う油性・溶剤系の塗料は、塗料の中で最も影響を受けています。

シンナーはナフサを原料としているため、価格の急騰が直撃しています。大手メーカーでシンナー類が最大80%近く値上がりしています。

シーリング材:最大の課題。止まると工事が完結しない

外壁の目地や窓まわりの補修に使うこのゴム状の材料は、塗料以上に影響が出ています。

代わりになる素材への切り替えが難しく、塗料のような「水性に変える」という逃げ道がありません。業界全体で注文停止・値上げが相次いでいます。

塗装会社の現場感覚でいうと、「塗料は今のところ動いている。シーリング材が一番の課題。マスカーなどの消耗品もじわじわ効いている」というのが正直なところです。

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工事費は上がっているか。「待てば下がる」のか

「費用はどれくらい変わりますか?」「少し待てば下がりますか?」という問い合わせが増えています。

どちらも正直にお伝えします。

材料の値段は、正直に言うと上がっています

主な材料の値上げ状況です。

材料 値上げの目安
塗料・シンナー シンナー類最大80%、塗料本体10〜30%値上げ
シーリング材 30%以上値上げ(多くのメーカーで注文停止あり)

その上でお伝えすると、タムラ塗装でも、ナフサショックの影響により工事費の値上がりが発生しています。

工事の内容によっておおよそ10〜20%程度値上がりしている場合があります。費用が変わる場合は、見積もり・契約の段階で必ず事前にご説明します。

「待てば下がるか」は、現場の正直な見立てをお伝えします

政府は2026年6月2日に「化学製品の供給継続が可能」と表明しました。中東以外からの代替調達も進んでおり、原料レベルでは改善の方向にあります。

ただしこれは「ナフサという原料が業界に届く」という話です。塗料・シーリング材の値段は別問題です。

塗料メーカー各社では6月以降も追加値上げを実施しています。原料の供給が改善されても、製品の値段がすぐに元に戻る保証はありません。

また、材料費が変動しているため見積もりの有効期限が業界全体で短くなっています。

以前は1か月程度が一般的でしたが、今は2週間程度しか保証できないケースが増えています。「先月もらった見積もりで進めようとしたら価格が変わっていた」という状況が実際に起きています。

【タムラ塗装・代表より】

「少し様子を見てから」という気持ちはわかります。ただ現場の実感として、材料費がそう簡単に元の水準に戻るとは考えていません。

今動ける状況にある、という事実は「今が動きやすいタイミング」でもあります。まず現場を見せてもらえれば、今の調達状況をそのままお伝えします。

今、相談・着工するタイミングをどう考えるか

「急いでいないけど気になっている」という段階からでも、まず見積もりを取ることをおすすめします。

見積もりを取ることは、価格を確認するだけでなく、材料確保のスタートラインを引くことでもあります。 タムラ塗装では契約後すぐに材料を発注し、工程のスケジュールを確保する流れをとっています。

複数業者に見積もりを取る場合は、「値上がりした理由を説明できる業者かどうか」を確認ポイントにしてください。「なぜ高くなったか」を説明できない業者との契約はトラブルにつながりやすいです。

タムラ塗装では現地調査と見積もりを無料で行っています。材料の調達状況と費用の目安を確認するところから始めることができます。

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対応エリア

東京都足立区・荒川区・23区・都内近郊

まとめ:タムラ塗装は動いています。材料ごとの状況を正直にお伝えします

  • 塗料は現在も問題なく調達できています(発注から約2週間で手配)
  • タムラ塗装は水性塗料をメインで使用。シンナー高騰の影響が限定的です
  • シーリング材は複数ルートで対応中。契約と同時に手配を動かしています
  • タムラ塗装でも工事費は値上がりしており、工事内容によっておおよそ10〜20%程度上がっている場合があります
  • 戸建ての外壁塗装は少量調達できるため、マンション大規模修繕より動きやすい立場にあります
  • 「待てば価格が下がる」という根拠は今のところ見当たりません

「今ってできるんですか?」という方は、まず無料の現地調査・お見積もりからご相談ください。

創業40年以上・累計4,000件超の施工実績があります。100%自社施工のため、材料から工程まで直接把握しながら進めることができます。

この記事を書いた人
田村 正人(たむら まさと)

タムラ塗装 代表取締役社長 / 職人歴10年 / 一級塗装技能士保有
高校を卒業と共に外壁塗装業界へ。先代(親方)のようにいつも「お客さまに喜んでもらえる会社をつくる」をモットーに、お客様はもちろん、一緒に働く仲間や家族に対して思いやりを持って過ごせる会社を目指す。

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