塗装屋のメインは「下地補修」!?主な内容まで詳しく解説

水が入って剥がれた外壁

みなさん一度は、「なんで塗装屋が補修をやるの…?」「塗装だけじゃないの…?」と思ったことはありませんか?

名前に“塗装”と入っている以上、そう思うのも仕方ないかもしれません。そこで本記事では、そもそも「下地補修とは何か?」「なぜ塗装屋が下地補修をするのか?」を詳しく解説していきます!

外壁塗装の流れ

  1. 近隣への挨拶
  2. 足場の設置
  3. 高圧洗浄
  4. 下地補修 本記事の内容
  5. 養生
  6. 塗装工程(下塗り・中塗り・上塗り)
  7. 点検・最終チェック
  8. 完了検査と足場解体

一連の流れについては、こちらの記事で紹介しています!

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【大前提】塗装屋=塗装職人だけではない!?

水が入って剥がれた外壁

まず下地補修とは「家の修繕作業」のことを指します。

たとえばひび割れ、コーキング補修、浮き防止などなど…。ここは後ほど詳しく説明しますが、塗装業者が一番注力している作業は、実はこの修繕作業です。

というのも私たち塗装業者の目的は「お客様の家を修繕すること」であって、お家に色を塗ることではありません。

外壁塗装は“フィルム”でしかない

外壁塗装は、スマホでいう“フィルム部分”だと思っていただくと良いでしょう。新品のフィルムに変えるとスマホが新しくなったようにワクワクしますよね!

このように家の上からコーティングや色付けをして美観を保つのが“塗装”です。

ただスマホ画面そのもののにヒビが入っていたらどうでしょう?いくらフィルムを変えても綺麗とはいえませんし、せっかく貼ったフィルムが浮いてダメになってしまいます。

これは外壁も同じで、家を修繕するとなると「下地そのものの補修」から始めなければ、塗料のノリも悪くなってしまいます。

だからこそ「末長く美しい家にするための塗装」をするには、下地補修が必ず必要になるのです。

なぜ「タムラ“塗装”」なの?

ではなぜ「タムラ塗装」という名前なの?と思うかもしれません、「タムラ下地補修塗装」でも良さそうですよね。

結論ここは、みなさまに覚えてもらいやすいから、というのが本音です。

ここまで話したように、外壁塗装とは「補修+塗装」がセットでどちらも大事、どちらも疎かにすることはできません。

だからこそ先代から受け継いだ“タムラ塗装”という会社で、塗装はもちろん、下地補修をはじめとする「外壁メンテナンスの大切さ」を施主のみなさまに伝えていくのが私たちの使命だと思っています。

下地補修は主に3つ!

ではここから具体的な下地補修の内容をご紹介します!基本的に下地補修は以下の3点。

1. ひび割れ補修
2. シーリング補修
3. 浮き補修(爆裂防止)

1. ひび割れ補修

ひび割れ補修とは、外壁に生じたクラック(ひび割れ)を修復する作業です。

このひびを放置すると、そこから雨水が侵食して「雨漏り」の原因になります。そのため防水性や耐久性を回復するために行うのが「ひび割れ補修」というわけです。

補修方法はひび割れの幅や深さ、原因によって異なります。

 

ひび割れの大きさと処理方法

  • ひび割れ小(0.3mm未満):  微弾性フィラー・シーリング材で埋める
  • ひび割れ中(0.3mm以上):  ひび割れ部分を掘削し、シーリング材やエポキシ樹脂を充填する
  • それ以上のひび:  補修材に加え、内部鉄筋の「腐食防止処理」が必要になる場合も

2. コーキング補修(シーリング)

シーリング補修とは、外壁材同士の継ぎ目やひび割れ部分にシーリング材を充填し、防水性を確保する作業です。

主な方法は以下の2種類。

  • 打ち替え:  劣化した古いシーリング材を撤去し、新しい“シーリング材を充填する”方法
  • 増し打ち:  古いシーリング材を撤去せず、その上から新しい“シーリング材を重ねる”方法

先ほどのひび割れは主に外壁の「面」で起こるスキマのことですが、シーリングは壁やタイルの継ぎ目の「溝(ミゾ)」を補修する作業だと思っていただければOKです。

3. 浮き補修(爆裂防止)

浮き補修とは、コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートが割れる現象(爆裂)を防止する作業です。

まず脆弱なコンクリート部分をハツリ(削り)で除去します。その後、露出した鉄筋の錆を徹底的に落とし、防錆プライマーを塗布して再発を防ぎます。

その後に樹脂モルタルやポリマーセメントモルタルで欠損部分を埋め戻し成形して、最後に乾燥・硬化させた後、必要に応じて塗装を施して補修完了です。

まとめ:下地補修こそ仕上がりを支える土台!

ここまで説明してきたように、下地補修は塗装の品質を確保し、建物を長く美しく保つために不可欠な工程です。

色ムラやひび割れ、付帯部分の不具合など、チェック項目はたくさんありますが、一つ一つ丁寧に確認していくことが大切です。

足立区で40年以上の実績を持つタムラ塗装は、豊富な経験と確かな技術で、お客様の大切な住まいを守ります。最終チェックはもちろん、施工中の中間検査も徹底し、高品質な塗装をお約束いたします。

「外壁塗装の仕上がりが心配…」という方は、ぜひ一度タムラ塗装にご相談ください!

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