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【職人が教える】外壁塗装後はここをチェック!最終点検の必要性を解説!

【職人が教える】外壁塗装後はここをチェック!最終点検の必要性を解説! | 外壁塗装

外壁塗装が完了したタイミングで、忘れてはいけないのが「最終点検」です。

しっかりとした施工業者であれば、最終点検も“施工の一環”として行いますが、当社では施主の方もご一緒に最終点検をいただくことを推奨しています。

本記事では、最終点検が不可欠なワケから「実際にどこを見れば良いのか?」まで詳しく解説していきます!

外壁塗装の流れ

  1. 近隣への挨拶
  2. 足場の設置
  3. 高圧洗浄
  4. 下地補修
  5. 養生
  6. 塗装工程(下塗り・中塗り・上塗り)
  7. 点検・最終チェック 本記事の内容
  8. 足場解体と清掃

一連の流れについては、下記記事で詳しく解説しています!

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塗装完了後の「点検」が不可欠なワケ

結論からお話すると、点検が不可欠な理由は「施工ミスが“施主責任”になってしまうから」です。

私たちタムラ塗装も、もちろん日々安心いただける施工を心がけてはいますが、人間の手作業である以上『わずかな塗り残しさえ、100%ありません!』とは言い切れません。(当然、限りなくゼロになるよう心がけております)

ただ工事が完全終了してしまってからは、そういった施工漏れは、「塗装業者に非がないもの※」として扱われてしまいます。

そのため塗装後には、職人同士で「最終点検」を行っているのですが、ダブルチェックの意味も兼ねて、施主の方と一緒に最後のチェックをお願いしているというわけです。

アフター保証の範囲として、無償対応できるケースもあります。

「見える範囲のチェック」だけでもご一緒に!

とはいえ施主の方が、足場からしか見えないような部分までチェックするのは難しいものです。そういった所は「業者に写真を取ってもらう」などのお願いをするのがベストだと思います。

また外見からパッと見でわかるような範囲であれば、ぜひご一緒にチェックいただき、

  • あの箇所はなぜ“色の濃淡”があるんですか?
  • 見えづらいけど、ここの裏側まで塗装されていますか?

など気になる点は、遠慮なく質問・確認するようにしてください!

施主はいつ点検すべき?

ここからは点検に関する注意事項、「点検はいつやればいいの?」というお話。結論、点検タイミングとして覚えておくべきことは、

  • 塗料が乾いてから(塗装工程の後)
  • 足場の解体前

の2点です。具体的に詳しく解説していきます!

ポイントは「塗料が乾いてから」+「足場の解体前」の2点!

まず覚えておきたいのが、塗料が完全に乾いてから確認することです。

水分を含んだ塗料はどうしてもツヤが出ますので、当然キレイに見えます。ただし「塗りムラ」は完全に乾き切ってから出るものですので、「塗装完了の報告後1〜2日後」を目安に点検しましょう!

また「足場の解体前」もポイントとして押さえましょう。

これは足場を撤去してしまってから、もし「足場がないと再塗装できない場所」にミスが見つかった場合、ケースによっては「足場の再設置費用」を別途見積もりされる可能性があるからです。

そのため、「塗料が乾いてから」+「足場の解体前」この2点をチェックタイミングとして覚えておきましょう!

そもそもミスのない塗装のために不可欠な『3回塗り』のお話を下記記事でまとめていますので、こちらも併せてご覧ください!

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【全3箇所】点検時はここを見よう!

1. 外壁部(“塗装の均一性”をチェック!)

まずは色ムラや塗り残しがないか確認してください。遠くから全体を見るチェックと、近くで細部を確認するチェックの2段階チェックを行いましょう。

例えば、パッと見問題なさそうであっても、太陽光が当たる角度を変えてみると、ムラが浮き上がってきたりします。そういった「光の反射」も考慮しつつ、均一に塗装されているか?をチェックしましょう!

2. 付帯部分(雨樋や窓枠)

契約に含まれてるなら、雨樋や窓枠の塗装もチェック。

見積もり上では「付帯部」と記載されていることが一般的ですので、付帯部の塗装がメニューに入っていれば、こういった軒裏の塗装までしっかりされているか?をチェックしましょう!

3. コーキングの状態

コーキングとは、窓枠や壁の継ぎ目のゴム状の繊維のこと。このコーキングが均等で隙間なく打たれているかを確認しましょう。

ここは一般的に想像する「塗装」から少し離れているかもしれませんが、外壁塗装時に補修することが一般的ですのでチェックを忘れずに。雑だと雨漏りの原因に直結します。

もし「施工不良かも…」と感じたら?

もしも点検で「施工不良かも…」と感じた場合は、

  1. 写真を撮る
  2. 業者に連絡
  3. 必要なら第三者に相談

この3つを行いましょう。

まずは「不具合をスマホなどで写真に残す」のが鉄則。証拠がないと「言った言わない」の水掛け論になりかねません。

次にすぐに業者に連絡をして、写真を見せながら「ここを直してほしい」と伝えましょう。信頼できる業者であれば、アフター保証などもうまく使いながら再調整してくれます。

どうしても揉めそうならば、第三者(他の塗装業者や塗装組合)に相談するのも手です。ここは遠慮なく「プロの意見」を参考にしてもいただくといいと思います。

まとめ : 外壁塗装時は「最終点検」を忘れずに!

現場で職人に指示する

ここまで説明してきたように、外壁塗装の最終チェック・点検手直しは、塗装の品質を確保し、建物を長く美しく保つために不可欠な工程です。色ムラやひび割れ、付帯部分の不具合など、チェック項目はたくさんありますが、一つ一つ丁寧に確認していくことが大切です。そして、あなたご自身も立ち会うことで、手抜き工事を防ぎ、納得のいく仕上がりを実現できます。

足立区で40年以上の実績を持つタムラ塗装は、豊富な経験と確かな技術で、お客様の大切な住まいを守ります。最終チェックはもちろん、施工中の中間検査も徹底し、高品質な塗装をお約束いたします。

「外壁塗装の仕上がりが心配…」という方は、ぜひ一度タムラ塗装にご相談ください!

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