【足立区】「住宅改良助成制度」を分かりやすく解説!(令和7年度)

脚立を担ぐ男性

本記事では、令和7年度最新の足立区で利用できる「住宅改良助成制度」について詳しく解説していきます!

住宅改良助成制度とは?

住宅改良助成制度とは、足立区が給付するリフォーム補助金のひとつで、住まいを快適にする“リフォーム支援”の総称です。

たとえばお風呂の段差をなくす(バリアフリー工事)や、トイレを和式から洋式にしたりといった「暮らしやすさ」に対するリフォーム工事を支援する補助金です。

快適で安全な住まいのために、自身が居住する住宅(賃貸住宅を含む)または、分譲マンションの共用部分の段差解消工事などに対する費用の一部を助成します。

〜中略〜

マンション共用部分(敷地内)に実施する工事で、階段などの手すり設置、エントランス扉の変更、段差解消のためにスロープを設置する場合などに、工事費の一部を助成します。

出典:「足立区住宅改良助成制度のご案内|PDF資料

タムラ塗装での利用例:屋根の葺き替え

当社のような塗装業者で補助金を利用いただく場合…、屋根の「葺き替え工事」が補助対象となります。

◯ 葺き替えとは「屋根材の交換」のこと!

葺き替え(ふきかえ)とは、既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材にすげ替えること、つまり「屋根材の取っ替え交換」です。

たとえば昔ながらの重たい瓦屋根だと、屋根への負担(耐震性の低下)や日射温度が上がりやすかったりといった欠点があります。

そこでガルバリウム鋼板などの「軽くて丈夫な屋根材」に交換することで、ご自宅をより機能的に甦らせることができます。この施工が補助金の対象となってくるわけです。

◯ カバー工法は“対象外”

屋根修繕は葺き替えともうひとつ「カバー工法」というものがあります。

カバー工法とは屋根材を撤去することなく、新しい防水シートや新しい屋根材を「追加する工事」であるため、分類としては改良ではなく“補修”になってしまいます。そのためカバー工法は補助金の対象外です。

もし遮熱塗装などで補助金を活用したい場合は、下記の「省エネリフォーム補助金」に関する記事をご覧ください!

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補助金利用の前提条件

ここからは住宅改良助成制度の概要を要約して説明します。

具体例での説明になる部分は「屋根の葺き替え」に当てはめながら解説していきます!

申請条件:足立区に住んでいること

大前提の申請条件は「足立区の居住者」であること。

その上で、持ち家工事であることや、住民税の滞納がないことなどの条件があります。

対象

  • 自身の居住する住宅に工事を実施する方
  • 区民税を滞納していない方

対象工事:箇所によって異なる

そもそも助成制度の対象工事かの基準については、工事内容によっても異なります。

たとえば「屋根葺き替え」であれば条件は以下の通り。

瓦屋根(35㎏/㎡以上)から 軽量屋根材(35kg/㎡未満の屋根材)へ変更

詳しくはこちらのPDF資料をご覧ください。

出典:「足立区住宅改良助成制度のご案内|PDF資料

その他の条件

  • 同一の改良でこの助成を受けたことがないこと
  • 他の給付や助成を受ける工事ではないこと
  • 施工者は区内業者であること
  • 工事が建築基準法や関係法令に適合していること

特に注意すべきなのが「どの業者でも使える」というわけではない点。

今回でいえば足立区が展開している補助金ですので、それを受給する施主はもちろん、施工を担当する責任者(業者)も原則、足立区内業者である必要があります。

補助金の詳細(補助額・採択率)

補助額:最大30万円

住宅改良助成制度の最大補助額は「30万円」です。

◯ 3つの計算方法のうち「一番小さい金額」が適用!

例えば屋根葺き替えの注意点として、補助額の確定は以下3つの計算結果のうち、一番小さい金額が適用されます。

  1. 総工事費(税抜)の 20% (千円未満は切り捨て)
  2. 屋根面積1㎡あたり 3,000円 で計算した金額
  3. 上限補助額30万円

例えば…①:葺き替え面積=80㎡で、②:総工事費が150万円(税抜)だった場合…

  1. 総工事費150万円 × 20%  = 30万円
  2. 80㎡ × 3,000円(㎡)= 24万円
  3. 全体上限 = 30万円

上のケースだと最小金額は「24万円」となので、助成金額は24万円となります。

採択率:記載なし

2025年5月現在、公式サイトに「採択率(申請が通る確率)」は公表されていません。

ただし、重要なことが2つあります。

  • この助成制度には、一年ごとに予算が決められています。多くの人が申請して予算がなくなってしまうと、その年度の受付は終了してしまいます。そのため、早めに検討し、早めに申請することが、補助金を受け取るためには非常に有利になります。

  • 「契約前の申請」が絶対条件!
    繰り返しになりますが、工事の契約を結ぶ前に必ず申請を済ませ、区から「内定」をもらう必要があります。これを守らないと、他の条件を全て満たしていても対象外になってしまう、最も重要なルールです。

申請の流れ

足立区住宅改良助成制度の申請から支払いまでの手続きスケジュールを示したフローチャート。ステップ1:申請書の提出後、審査を経て内定通知まで約1週間。次に工事契約、着手、完了。ステップ2:完了届の提出後、確認を経て交付決定通知まで約1週間。ステップ3:請求書の提出後、支払いまで約2〜3週間。
出典:「足立区住宅改良助成制度のご案内|PDF資料

このように、工事の「前」と「後」に、それぞれ区役所への手続きが必要になります。

申請して許可(内定)を得てから工事を開始し、工事が終わったら「終わりました」と報告し、最終的に請求して振り込んでもらう、という流れですね。

必要な書類は? これも色々あります…

そして、手続きの際には、様々な書類を準備して提出する必要があります。 申請時だけでも、以下のような書類が必要です。

▼申請時に必要な主な書類(一部)▼

持ち家の方とマンション管理組合の方向け提出書類一覧の図。申請、完了、請求の各段階で必要な必須書類・任意書類を記載。主な必要書類は申請書、工事図面、見積書、完了届、請求書など

申請書の他にも、工事の内容がわかる図面や見積書、現在の状況を示す写真など、専門的な書類も含まれています。工事完了後にも、領収書や完了後の写真などを添えて報告書を提出する必要があります。

タムラ塗装では「補助金申請」までサポートします!

タムラ塗装では足立区で40年以上施工を行ってきた経験を踏まえて、補助金を活用した施工サポートもご提案・実施させていただきます。

これは当社が40年以上聞いてきたお客様の声の中に、

補助金は知っているけど、手続きが面倒で…

施工業者とのすりあわせが大変で…

という声が非常に多かったことからきています。

『せっかくなら、お客様に納得いただけるプランを提案したい』

そんな想いから、当社で申請サポートできる部分については、申請代行も実施させていただいております。もちろん代行料なども一切ございませんのでご安心ください。

補助金を利用した屋根葺き替えも、タムラ塗装にお任せください!

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