
2025.06.15
投稿日:2025.06.15
他の記事やYouTubeでも解説していますが、実は外壁塗装は「騒音」や「臭い問題」などで、稀にご近所様からクレームをいただくことがあったりします。
我々業者へのクレームであればいいのですが…、お客様の方にも被害が入ってしまうのは私たちとしても防ぎたいのが本音です。
そこで本記事では「どういった時クレームが起こるのか」「どんなクレームが多いのか」また「未然に防ぐ方法はないのか?」を、社長の私、田村が徹底解説します!
こちらのYouTube動画でも紹介しています!
やはりこれが最も多くいただく内容です。
大前提、そもそも塗料が飛散しないよう注意しますが、まだ飛んでいなくても「絶対ウチに飛ぶよね…?」とご近所様からご指摘いただくことがよくあります。
特に気にされるのが車です。万が一外壁に付着してしまった場合は、我々が付着してしまった箇所を「無償で塗り直し」なんて処置も取れなくはないのですが…、車に関してはディーラーで塗装し直すしかありません。
そもそも飛ばないように塗るのはもちろん、当社では養生シートをお車にかけさせていただく許可をいただき、万が一飛んでしまっても問題ないように対策をしています。
また最近では、不織布(ふしょくふ)性の布シートが出てきたため、「ビニールって傷つくでしょ?」と感じられる方にも安心いただけるようなシートの掛け方にも配慮しています。
高圧洗浄で吹き飛ばした水・汚れ・泥(どろ)がお隣様の洗濯物についてしまったという過去事例があります。
その際は当社でクリーニング代をお支払いさせていただいたのですが…、二度と起きてはいけませんので、こちらも改善をしています。
当社では近隣挨拶を徹底しているのですが、その際に「この日の何時から、洗濯物は控えてください」と一言ご連絡を入れています。
汚れを落とすためにも水圧を落とすことはできません。ただ細心の注意を払うのはもちろん、事前にそういったリスクをご説明させていただくようになってから、当社でも大きなトラブルにつながることはかなり減少しました。
特に住宅街ですと道幅が狭いですから、作業車が常駐していると他の車が通れないというケースが稀にあります。
こちらも近隣挨拶時に一言お声かけさせていただきますし、その他「道路使用許可証」や「通行止め申請」を行い、当社としてできる適切な処置を取らせていただいています。
過去の例でいくと、たとえばゴミ収集業者なんかは、事前のご挨拶が難しいので「ゴミが回収できません」と当日に言われることがありました。
ここはもう仕方がないところですので、現場監督が職人の連携指揮をとり、ささっと素早く対応できるよう動いています。
最近だと、コロナの影響でリモートワークをされる方も増えています。
例えば足場設置でいくと、大体8時〜午前中いっぱいかかるケース多いんですが、会議中に「カンカン」と足場の音が鳴って「うるさくて全く会議ができません…」というご指摘もありました。
そのため音が発生する工事の前には「この日は音がしますよ」としっかりと工程表に記載をして、それを近隣の方に見ていただくという対策を行っています。
工事中の事案でいうと「ペンキの臭いで体調が悪くなるから、ホテル代金支払ってほしい」というご指摘もありました。具体的には「工事期間中の2週間、ホテルに住まわせてほしい」とのこと。
事案としては珍しくはありますが、過去40年の当社の歴史の中では、こういったご要望もありました。
私たちも出来ることは対応していきたいのですが…、さすがに「ホテル費用」まではお支払いできません。
ですのでケースバイケースにはなりますが、その都度、近隣の方とお話をして「どんな対策ができるか」を話して、実際に問題がないように、協調を図りながら進めさせていただいてます。
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ここからは近隣の方ではなく、お客様のお家で起こるクレームをご紹介していきます。
過去タムラ塗装でもご指摘いただいたのがで「ガスメーターの停止」ですね。
何からの衝撃で止まってしまって「ガスが使えない…」や、お風呂に入る時に「水しか出ない…」という形でご指摘がありました。
一部要因としては足場工事で使用する「インパクト(インパクトドライバー)」という締め機械があるんですが、その中にある充電器や、高性能モーターの電磁波の影響で、ガスメーターの前を通過するとガスが切れてしまうケースが多いようです。
なかなか珍しくはあるのですが、こういった事例も実際ありますので、現場終わりの確認は徹底しています。
これらの改善としまして、当社では必ず、帰りご挨拶させていただいて、お湯が出るかを確認させていただいています。
もしお客様がご不在の場合も、当社でできる限りの確認作業を行った上で帰るようにしています。
たとえば過去に、網戸が破損してしまったり、高圧洗浄する時に網戸が取れてしまったケースがありました。ここは弊社の方で早急に対応させていただきました。
あとは室外機の上がへこんでしまったり。
これも職人が乗ってしまったり、触ってしまうだけでちょっとへこんでしまう可能性があるので、そこの部分はしっかり直させていただいています。
ご指摘いただいたら早急に対応するのはもちろん、工事が終わった時に是正検査を行ってますので、そこでしっかり確認させていただいて、足場がある間にすぐに修正対応いたします。
当社の是正検査についてはこちらをご覧ください!
塗装が終わって足場解体…、のその前に! 塗装業者に実施してもらうべきことが、本当に塗り残し・汚れがないか?の「完了検査」です。 本記事では完了検査について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください! 本記事の内容はYouTubeでもアップしています! 関連動画:『【外壁塗装】完
もちろん室外機は乗ってはいけないのですが、どうしても都内だと家と家の間が狭く、足をかけてざるを得ないケースがあります。
もちろん最後確認してお直しさせてはいただきますが、そもそもそういうことが起きないために、室外機の専用のカバーで「上に乗るな」と文言が書いてあるようなシートをかけたりですとか、場合によって本当に狭い場合は板を置いて「ちょっと足をかけれる場所をつくる」という形で対策しています。
最後に「職人の喋り声が気になる」というご指摘がありました。
こちらは雑談だけでなく、たとえば「職人への指導」であったり、諸々の作業無会話がありますので一概に無言にします!とは言い難いですが、職人にはなるべく私語をなくすようには伝えています。
ただ上でもある通り、指導だったり、そういった部分で少し声が大きくなることがあることもご理解いただければと思います。危険な作業ですし、何かあってからでは遅いので。
ただ職人同士で、例えば「お昼何食べる?」といった、小さな楽しみもあるかと思うのですが、それにしても「ワイワイ話す」というのは違いますから、そこはしっかりと教育させていただいています。
本記事では外壁塗装でよく起こるクレームと当社の改善策をご紹介しました。
クレームはやはり無いことがベストなのですが、「クレームの後にどう対応していくか・どう直していくか」が一番重要だと考えています。特にタムラ塗装は、小さなクレームでも、起きたらできるだけ即日対応、難しい場合もとにかく早いタイミングで解決する。これを徹底しています。
またこれまで40年、お客様からいただいたクレーム・ご指摘をふまえて我々のサービスもアップデートしていますので、ぜひご安心いただければと思っています。
足立区・荒川区で外壁塗装・屋根塗装をお考えであれば、ぜひ当社にご相談くださいませ!
2025.06.15
2025.06.15
2025.05.08
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