
2025.06.15
投稿日:2025.06.15
当社は先代から40年続く足立区の外壁塗装会社です。
ありがいことに2017年に「株式会社タムラ塗装」として法人化することができ、創業の場“足立区”を拠点に、今でも多くのお客様に支えられています。
しかし法人化までの道のりは長く険しく、またここに至るまでに数多くの「塗装業界の闇」と葛藤する日々がありました。
本記事では、そんなタムラ塗装の40年の歴史と、なぜ株式会社タムラ塗装として法人化しようと思ったのかを、タムラ塗装社長の、私、田村正人がご紹介したいと思います。
少し長くなりますが、我々の「塗装にかける想い」と「地域の皆さまへの感謝」を少しでも知っていただけると幸いです。
本記事の内容はYouTubeでもご覧いただけます!
タムラ塗装は先代であり、私の父である田村利夫(現:親方)が1980年に「田村塗装工業」を開業したところから始まります。
当時は平成バブルの影響もあり、塗装屋をはじめとする“職人業が儲かる時代”でした。親方はそんな職人の世界の先駆けとして塗装業を開業し、これまで足立区のご家庭を中心に4,000件以上のご家庭の塗装を行ってきました。そして私も18歳の時に父の背中を見て塗装業の世界へ足を踏み入れます。
私が塗装職人になりたての頃、ちょうど日本では「バブル崩壊」が起こります。同時に職人の世界では仕事が少なくなりはじめ、どの業者・メーカーも“仕事を取ってくるのに必死な時代”がやってきます。
当社は新聞紙に掲載されている塗装工募集や、知り合い伝いに、謂わゆる他業者の「下請け」としてさまざまな環境を渡り歩きました。もちろん「下請け」である以上、十分な利益は見込めません。それでも生活していくためには、ある程度は許容せざるを得ません。
私が18歳から見てきた塗装業界ですが、その実態は大きく分けて「2つの組織構成」になっている事がわかりました。それは…、
の2つです。田村塗装工業はその“前者”でした。
いくら腕に自信があっても、仕事がなければ「横の繋がり」で人貸しのように応援に行くか、営業力のある塗装店の下請けに入るしかない。つまり腕が良くても、元請けが望んだ“利益の残りやすい施工”をしなくてはいけない。これは今なお続く「職人世界のリアル」です。
当社も下請けとしていろいろな工務店からお仕事をいただく中で、元請けと下請けの「度が過ぎた力関係」や「劣悪な現場状況」、信じられないような「手抜き工事」をたくさん見てきました。
田村塗装工業はこれまで、足立区にお住まいの皆様から「安心して任せられる」という、いわゆる“地元の評判”に支えられてきました。
ーー これ以上「下請け」として、地域の方々を裏切るわけにはいかない…。
私と先代は葛藤の末、良い仕事をするには「自社で営業(100%自社施工)をするしかない」という結論に至りました。
2017年には屋号を「株式会社タムラ塗装」に変更し、下請けに頼らない「100%自社施工」の外壁塗装店として法人化を行いました。これが私たち“タムラ塗装の歴史”です。
もちろん初めは、自社施工の体制づくりや、そもそも営業を自社で取ってくる“大変さ”を痛感しました。しかし足立区の皆さまからの評判や「タムラ塗装にお願いして良かった!」という声を励みに、100%自社施工を実現することができました。
タムラ塗装は「塗装で街を笑顔にする」をモットーに、お客様に感謝される業者を目指して、日々アップデートを続けています。
この40年間、たくさんの感謝をいただいたのはもちろん、お叱りやご指摘、中にはご近所様とのトラブルなど、さまざまな場面を見てきました。
これらを「改善案」として活かすもはもちろん、
これらの発信として、当ブログやSNSでの配信活動も始めました。
もちろん私たちも「タムラ塗装を選ぶことが正解」とは言いません。ただ後悔のない業者を選んでもらうキッカケづくりや、当社を選んでもらったお客様が「タムラ塗装で良かった」と思っていただけるよう、これからもこういった情報発信も頑張っていきます。
株式会社タムラ塗装 代表取締役 田村正人
ここからはタムラ塗装が足立区の皆さまに“感謝される業者”を目指して取り組んでいる、お客様とのお約束を3つご紹介します。
①:「100%自社施工」をお約束します
②:「徹底したごあいさつ」をお約束します
③:詳細な「完了検査・報告書提出」をお約束します
「100%自社施工」とは、営業〜施工完了まで、すべて“当社の職人のみ”で完了させるということです。つまり、当社の塗装モットーを理解していない下請け業者の介入はありません。
ごあいさつや完了検査はすべて当社の営業が責任を持って実施しますし、現場監督まで行います。下請けがいないので、コストカットによる品質の低下も絶対にありませんので、ご安心いただければと思います。
そのため一度に対応できる現場の数には限りがあり、お申し込みから着工までお待たせしてしまうこともございますが、その点は「丁寧な塗装をするために不可欠なこと」としてご理解いただけると非常に嬉しく思います。
当社は施主の方だけではなく、“近隣へのごあいさつ(周辺20軒以上)”を徹底しています。
よくある職人のご挨拶は、だいたい「お隣さんまで」というケースがほどんどではないでしょうか。
ただ外壁塗装というのは工事音がかなり響くもので、音はおよそ“100m先”くらいまでは聞こえてしまいます。特に最近では、在宅勤務や昼間に休みを取る方など、働くスタイルもさまざまなわけですから、工事の音が大きいと強いストレスを感じられる方も多くいらっしゃいます。
そのため事前に「◯日間はは騒音が発生しますが、ご迷惑をおかけします」と一言伝えさせていただいています。
こちらの記事に「当社がなぜ挨拶にこだわるのか?」をまとめました!
外壁塗装を検討していると、気になるのが「近所の方へ迷惑をかけないか」という不安ではないでしょうか。 足場を組む金属音や塗料の独特な臭い、高圧洗浄で飛び散る水しぶき……。思った以上に近隣トラブルの火種が多いのも、外壁塗装の大きな特徴です。 今回は、外壁塗装に欠かせない「近隣挨拶」に焦点を当て、その
▲完了報告書イメージ
当社では1軒あたりおよそ20ページ以上の写真を1綴りにした「完了報告書」をお出ししています。
なぜこんなに枚数が多いのかというと…、下請け時代によく目の当たりにした“手抜き工事”のほどんどは施主様の見えない部分で発生します。つまり手抜き工事の証明には、事細かな施工箇所のビフォー/アフターをお出しする必要があります。
そのため1枚1枚、施工箇所ごとにお写真をとり、施主様の見やすい資料としてお渡ししています。実際に作成するのは大変ですが…(笑)お見積もり同様「無償(サービス費用内)」でお作りしていますのでご安心いただければと思います。
▲塗膜保証書イメージ
「最高級グレードの塗料を使いました!」と言われても本当にそれが使わたかなんて、見ても分かりませんよね。
見積もり記載の塗料を“実際には使っていなかった”という手法で儲けを出す業者も今なお一定数いるのが現状です。
そのため当社では、塗料メーカーからの購入証明書や、もしすぐに剥がれてしまった場合の保証として塗膜保証書のお渡しも可能です。
法人化し、100%自社施工でお客様と直接お仕事をさせていただくようになって、改めて感じるのは「お客様に、工事が終わった後もずっと、心からの安心をお届けしたい」という想いです。
下請け時代には、どうしても施工後の長期的な関係構築や、お客様が本当に知りたい情報を提供する機会が限られていました。そのもどかしさが、現在のタムラ塗装の「安心への取り組み」の原動力となっています。
私たちは、単に綺麗な仕上がりを提供するだけでなく、お客様が工事のプロセス全体を理解し、納得していただいた上で、安心して工事を任せていただける環境づくりを重視しています。
屋根の調査など、お客様の目の届かない場所の診断には「ドローン」を活用し、その映像をお見せすることで、現状を正確にご理解いただけるよう努めています。
またご希望の方には、実際に私たちが施工した近隣の物件をご覧いただく「自社施工ツアー」も実施しており、「10年後の安心」を具体的に感じていただいています。
このコラム記事をはじめ、YouTubeやTikTok、各種SNS、そして自社サイトでの積極的な情報発信も、そうした「お客様に心からの安心を届けたい」という想いの一環です。
私たちが40年間、塗装業界の内側から見てきた「業界のリアル」や、専門業者だからこそお伝えできる正しい知識を積極的にお届けすることで、皆様に失敗のない外壁塗装・屋根塗装を行っていただきたい。
先代から受け継いだ「お客様第一」の伝統と職人の技を大切にしながらも、常に新しい技術や情報を取り入れ、お客様にとって何が最善かを考え続けます。
今まさに「外壁塗装で悩んでいる…」というようであれば、まずはお気軽にご相談ください。
2025.06.15
2025.06.15
2025.06.15
2025.05.08
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