2024.11.15
投稿日:2024.11.07
外壁サイディング浮きの原因と修理方法
外壁サイディングは、家を保護し美観を保つ重要な役割を担っていますが、
経年劣化や外部環境の影響により「浮き」などのトラブルが発生することがあります。
このブログでは、外壁サイディングの浮きが発生する原因と、適切な修理方法について詳しく解説します。
1. サイディング浮きとは?どんな症状が出るの?
サイディングの浮きは、ボードが固定から外れたり、隙間が生じることで外壁が膨らんで見える状態です。
目で見てわかる場合もあれば、ボードの継ぎ目に隙間ができている程度の場合もあります。
症状が進むと、浮いた部分から雨水が入り込み、外壁内部が腐食する恐れがあります。
ポイント: 「浮き」は外観だけでなく建物全体の劣化を引き起こす原因にもなるため、早期発見が重要です。
2. サイディング浮きの主な原因
サイディング浮きは様々な原因で起こりますが、代表的なものを以下に挙げます。
- 経年劣化:時間とともにサイディングを固定している釘やビスが劣化し、外壁が外れやすくなります。
また、固定に使われるシーリング材が劣化して浮きの原因になることも多いです。 - 施工不良:施工時に十分な釘や接着剤を使っていなかったり、接着が不十分なまま固定してしまうと、
年月が経つにつれサイディングが浮いてくることがあります。施工の質によっても耐久性は大きく異なります。 - 温度差や湿気の影響:サイディングは温度差や湿気により膨張・収縮を繰り返すため、固定がゆるんで浮きが発生することがあります。
特に日本のような高温多湿の環境ではこの影響が大きく、外壁のメンテナンスが欠かせません。 - 地震や振動の影響:地震や近隣での工事などによる振動もサイディング浮きの原因です。これらが頻繁に起きる地域では、特に注意が必要です。
3. サイディング浮きをチェックする方法
サイディングの浮きは、以下の方法で定期的にチェックすることが可能です。
- 目視確認:晴れた日などに家の周りを歩き、外壁表面に浮きや膨らみがないか確認します。
また、サイディング同士の継ぎ目に隙間がないかもチェックしましょう。 - 触って確認:浮いている部分を軽く触ると、他の部分と比べて柔らかく感じることがあります。
少し押してみて、不自然に動くようであれば浮きのサインです。
アドバイス: 異変を感じたら早めに専門業者に相談すると、早期対策につながります。
4. サイディング浮きの修理方法
サイディング浮きの修理方法は、症状の程度によって異なります。
- 軽度の浮きの場合:まだ浮きが小さい場合、シーリング剤を使用して隙間を埋めることで対処できることがあります。
また、ビスを打ち直し補強する方法も有効です。 - 中度から重度の浮きの場合:浮きが大きく進行している場合や、サイディングボードにダメージがある場合は、
浮いた部分を再度固定し直すか、ボード自体を交換する必要があります。この場合は専門業者による修理が必要です。 - 全面的なリフォーム:サイディング全体が古くなっていたり、浮きが広範囲に及んでいる場合は、
塗装リフォームや張り替えリフォームを検討するのも良いでしょう。これにより、家全体の耐久性が向上し、美観もリフレッシュできます。
まとめ
外壁サイディングの浮きは、早期に発見し対処することで、住宅の耐久性を長く保つことができます。
特に、日本の気候では湿気や気温の影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが大切です。
サイディングの浮きなど気になる点があれば、タムラ塗装までお問い合わせください。